はじめに:2025年4月、時短勤務の「当たり前」が変わった
育休復帰を目前に、時短勤務の制度が変わりました。
これまで3歳までが一般的だった時短勤務が、小学校就学前まで努力義務化されました。
しかし制度として変わったからと言って、自分がその制度を使用し仕事を両立していけるのかは別問題です。
実は育休中、5時間勤務を選択しているパートの友人を見て、その働き方に「いいな」と羨ましさを感じていた私。
正社員の私でも、そんな働き方はできるのだろうか?と悩んでいました。
いつまで、何時間の時短勤務を選ぶのか、復職を控えたママにとってはとても悩ましい部分だと思います。
そんな方にも一つの選択肢として、こんなパターンがあることをお伝えできればと思います。
知っておきたい!改正ポイントのまとめ
2025年に変わった制度はどんなものかまとめました。
(実際に関わりありそうなものをピックアップしています。)
- 時短勤務の期間延長:3歳以降も時短を選べる選択肢が増えたこと。小学校就学前まで努力義務化。
- 看護休暇の拡充:行事参加や感染症での学級閉鎖など、対象が広がったこと
- 残業免除の期間:小学校就学前まで請求可能になったこと
- テレワークの努力義務:医療現場では難しい側面もあるけれど、働き方の多様性が認められ始めていること
私にとって特に大きかった変化は1つ目の時短勤務期間の延長です。
この制度の開始によって、私の会社で勤務時間の選択範囲も広げられました。
与えられた選択肢を自分の生活スタイルに合わせて選ぶことができるのは、とても嬉しいことですよね!
私の選択
私が選択した働き方は5時間勤務で、小学校就学前までの時短勤務です。
長女のときはすぐにフルタイム勤務にした私が、今回この勤務時間を選択した理由は…
- 子供の体調不良でのお迎えにも向かいやすい
- 早めにお迎え出来るので子供の体調を整えやすい
- 体調不良の兆しがあればすぐにクリニックに受診させやすい(診療時間内に向かえる)
- 小学生の娘の帰宅がとにかく早いので、娘の一人時間も減らせる
- 娘の学校の集まりにも参加出来るものが増える(娘の学校は低学年の保護者会などの時間が早め設定)
娘、息子どちらのことも考えてこの時間を選択しました。
復職後は産休育休中に変化した業務も多く、覚えながら仕事をすることに必死でした。
それでも勤務時間が短いため、寝る前に復習する時間を作っても次の日も頑張れる…という体の負担を少し軽くすることができます。
もう次の出産はないと自分が分かっているからこそ、私は家で過ごせる時間を少しでも長くしたいと思った結果でした。
時短勤務看護師としての悩み
看護師だけではなく、他の職種でも時短勤務として働く方はきっと悩みがあると思います。
わたし自身も、「後悔しない!」と考えて自分で選択した時短勤務ですが、それでも悩み心が揺れるときがあります。
- 受診者の体調不良などの引き継ぎ:フルタイムなら自分の時間帯で対処できることも、5時間勤務だと途中で他のスタッフに申し送りや依頼をしなければならない。手一杯のスタッフに引き継ぐときは、いつも胸が痛む。
- スタッフの急な欠員:自分は子供の体調不良で度々休みをいただくが、他スタッフの急な欠員にも協力が100%できず心苦しさを感じる。
- 医療勉強会への欠席:医療は常により高みを目指して変わっていくもの。その都度勉強会などがあるが、フルタイムの業務終了後に設定されている。ただでさえブランクもあるのだから、積極的にでるべきかもしれないが時間的には難しいことが多い。
- 現場の忙しい空気:勤務時間が短い分、その時間はしっかり質の保てた仕事をしたいし可能な業務は引き受けたい。ママとしての時間も大切に作りたいとも思っていたのに、周りの忙しさに流されて残業を引き受けてしまう。
現場はいつだって人手不足で、バタバタしていることが多いため自分の軸がズレそうになることが多い環境です。
現状、ついつい残業をしてしまう毎日…
短い時間の中で質保って業務を終わらせる!と思っていても、中々時間内に片付けきることは出来ずにいます。
また、帰ってからは時短勤務のはずなのに、娘の習い事のお迎えや家事、息子のお迎えなどをしていると、あっという間に時間がすぎ「もっと時間が欲しい!」と感じます。
復職前にもっていたイメージ通りにはいかず、家庭と仕事のバランス配分を考える日々になってしまいました。
制度を使う上で大切にしたいこと
家庭と仕事のバランス配分に悩む日々の私ですが、ここは忘れてはならない!と思っていることがあります。
- 職場とのコミュニケーション:制度を権利として主張するだけでなく、感謝を伝えながらチームの一員として貢献する姿勢。
時短勤務は他のスタッフの協力無しでは成り立たないものです。出来ないことがある分、出来ることは自分から声をかけて助け合えるように意識しています。
- 「完璧」を目指さない:時短を選んでいる自分を「キャリアの停滞」と思わず、「今の家族に必要な選択」だとポジティブに捉える。
子供の成長は一瞬だと娘のときに特に感じたことです。
仕事を優先しすぎて、保育園でのお迎えが最後になることが多かった娘。
寂しいと言われることはありませんでしたが、子供との1日1日を大切にするのが今の選択だと思っています。
まとめ
私は、新制度と職場の理解のおかげで、今の勤務時間を選択することができ、この選択に満足しています。
ただ、長女の時に同じ制度があったとしても、当時の私が同じ選択をしたかは分かりません。
その時、その子、その家庭の状況によって、大切にしたいものは変わっていくからです。
育児と仕事の両立に「たった一つの正解」はありません。
私の選択は一例ですが、「こんな道を選んでもいいんだ」と、一歩を踏み出すママたちの心を軽くするヒントになれば嬉しいです。

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