上の子優先育児の呪い①

2人目の息子を妊娠し出産が近づくにつれ、検診へ行くと家族構成や手助けをしてくれる環境か確認されました。上の子がいることを知ると「上のお子さんとゆっくり時間を過ごしてくださいね。産後は時間が取れなくなるから」と、促されました。

このとき長女は年長クラス(6歳)、比較的手も離れ始め自分で保育園の準備もでき私の体調不良のときには「ママが寝ててもいいよ」と一人遊びもしてくれるような状況でした。保育園の合同保育では、下のクラスの子にも積極的に遊びに誘ってお世話のマネをしたり、お絵描きにいたずら書きをされても「小さい子だからしょうがないよ」と受け入れ良好な娘でしたので、よく聞く赤ちゃん返りも話せば理解できるのではないかと深刻には考えず(良く言えば前向きに)いたのです。

入院前日、保育園を早めにお迎えし娘と思い出つくりに遊びに行くことにしました。入院期間中は面会不可のため、交換日記をする約束をし荷物交換の中にいれる約束をしました。交換ノートを楽しく選ぶび、プリクラを撮ったり、、長女と2人時間を満喫し帰宅。「ママに会えないのさみしいけど、あかちゃん連れて早く帰ってきてね」と話してくれ就寝。入院当日の朝、保育園へ一緒に迎い涙の別れになるかと思いきやあっさり振り返ることもせずお友達の輪へ。あまりのあっさりした娘の様子に頼もしくもさみしく(笑)、自宅へ戻り入院の準備をして病院へ向かいました。

入院当日は夜まですることがほとんどなく、ただひたすらのんびりとしていました。子どもと離れて夜を迎えることがほとんどなかっため、ぽっかり胸に穴があいた状態です。娘の見送りもさっぱりしていたため大きくなったなと感慨深くなっていた夜、夫からのLINEが動画付きで届きました。交換ノートと書き置きの手紙を読み始めたところで泣き始め、30分毎に泣いていたため寝かせるまで辛かったとのこと。日中のお別れと変わって寂しがってくれたことに嬉しいやら申し訳ないやらで、悶々としたのを覚えています。退院したら思い切り甘えさせてあげようと思い直し、出産に備えることとなりました。

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